トマトのビン詰め、「日常的な緊急事態」に役立ちました&フタのお話
お弁当のおかずが何もなかったので
ビン詰めのトマトを開けて、スパゲティを作りました。
大豆グルテン、にんにく、にんじん、玉ねぎ、ピーマン、レンコン。
ビンを開けたとき、少しスプーンで味見しましたが
そのまま器に盛って食べたいくらいおいしかったです。
(レモン果汁しか入ってないのに旨味が...。)
大遅刻してようちえんに行ったので出来上がりの写真はなしです。
どっちかって言うと、そんなにおいしそうには見えなかったです(笑)
大量に作ったので、夜は生クリームをかけて温めてから
チーズとパン粉と粉チーズをふりかけてグラタンにしました。
おいしかった〜!
今日はちょっと「フタ」のお話をしますね。
ビン詰めに使うのは、写真のように分かれている「ダブルキャップ」と呼ばれるものがいいようです。
写真の下左は最初についてきた中蓋で、これはまだ煮沸に使ったことはないので取ってあります。
右は新しく買ったもの。
シンプルなデザインになってます。
上左のリングのような外蓋を上からはめて使います。
上右は、箱で買った中蓋12枚入りで300円しません。
安いのぅ〜。
もちろん普通のフタでもできないことはありませんが、分かれているものはいくつかの点で長期保存に向いています。
ここから書くことは、私が読んだいくつかの資料から素人なりに
理解した知識ですので
その点を踏まえてお読みください。
これが絶対、というわけではないです。
平たい中蓋は、真空密閉が行われる前はただビンの口に載っているだけです。
外蓋をはめて煮沸することにより、脱気が行われ、成功すれば中蓋は瓶の口に密着します。
もし煮沸が足りなくてバクテリアが死滅していなかった場合は、
時間の経過とともにバクテリアが繁殖、毒素やガスを出して中身は膨張します。
外蓋を外して保管しておけば、そのような場合密着されていた中蓋が持ち上がって
中身が溢れてきてしまうので容易に気づくことができます。
もし外蓋をはめたまま保管したり、または普通のフタで保管してあると
スクリューでしっかりと止まっていますから中身が膨張してもすぐに気づけるほど
溢れてきません。(ちょっとずつ漏れたりはするかもしれません。)
また、外蓋をはめたままだと、煮沸の際に外蓋とビンの間に残った水分や
食品によって錆が出る場合があります。
このような理由でビン詰めにするビンのフタは中蓋と外蓋に分かれているのが
望ましいです。
ただし、普通のフタでは絶対に長期保存できないという訳ではありませんので
その辺はご自分の判断に従ってください。
このトマトのビンは、アメリカ製の Ball という保存ビンを使っています。
アメリカのAmazonで他のものを買ったときに、ついでに中蓋だけ箱で買っておきました。
外蓋は極端に曲がったり錆たりしなければずっと使えます。
Ball はちょっと高いので、たくさんビン詰めしたいときには買うのを迷ってしまいますね。
こちらのビンでしたらお手頃で買いやすいです。
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こちらの外蓋は普通のフタなので、乾物などを入れたいときは
1つだけ使えばいいので面倒がないです。
中蓋は一度使ったらもう煮沸密閉には使えませんので
何かをビン詰めしたときは油性ペンで日付などを書いて
すぐに捨てる蓋だということが分かるようにしておくといいです。
ビン詰めトマト、なんだかすぐなくなりそう。
もう1回くらいビン詰めしといた方がいいかな〜。