「防災」の観点からのおむつなし育児

次女のときから布おむつを使っています。
家事はそんなに好きじゃないけど
おむつを洗濯したり干したりするのは大好きです。



お尻拭きには綿ジャージーを小さく切ったものを使っています。



妊娠中にこの本を読んで、出産後はおむつなし育児をやってみようと思っていました。

赤ちゃんにおむつはいらない

赤ちゃんにおむつはいらない

おむつなし育児の目的は
おむつを早く外すことではなくて
排泄を介して親子で密なコミュニケーションを取ることらしいです。



コミュニケーションももちろん大切ですが
私はこの本を読んだとき
「これは非常時にとても役に立つんじゃないか」と思ったのです。



震災のとき、被災者が避難していた建物の屋上に
「オムツ」という文字があったことを覚えています。
赤ちゃん達は頻繁にオムツ替えができなくて
お尻がかぶれてしまったとか。



紙おむつをできるだけたくさん備蓄をしておく選択もありますが
保管場所を考えると限界がありますよね。



うちには今、新生児用の紙おむつの備蓄は1パックしかありませんが
布おむつが洗えなくなったときのために
もう2パックくらい用意しておいた方がいいのかなと思っています。
使わないでサイズアップしても、誰かにあげたりできるし
トイレを流せなくなったときに大人の排泄の吸収材としても使えますから。



最近のおむつなし育児の状況ですが
退院したあとしばらくは、1日に2回おむつを洗濯していましたが
今では1回で済むようになりました。
1日に15枚前後でしょうか。



タイミングよくトイレに連れて行けば
大も小も上手にしてくれます。
最初はおまるを使っていましたが、
洗う手間も要らないし、お尻がハマっちゃうこともないし
トイレに連れて行って一緒に座る方が楽だと分かりました。



娘が排泄したそうなのに、あまり待たせすぎると
(お皿洗っていたり、編み物してたり(笑))
おむつを汚してしまうことが多いので
ちゃんと私がすぐに連れて行ってあげれば
洗うおむつの枚数はもっと減ると思います。



トイレには精製水が入っていたボトルにお水を入れて置いてあります。
うんちをしたらこれでお尻を流して布で拭きます。
拭いた布はおむつと一緒に洗います。



水道が止まる事態になったときは
古めのおむつから順に1/4くらいの大きさに切って
紙おむつに当てて使うつもりです。
直接紙おむつをお尻に当てたくないので。



そしておしっこやうんちをしたら
当てていた布おむつだけ捨てて
また別な布を当てて同じ紙おむつを使います。
紙おむつがおむつカバーみたいな感じです。
ある程度水分がたまったら取り替えます。
パンパンになるまでは使わないと思いますが...。



これで、非常時の紙おむつの消費量が抑えられるかなと思っています。
やってみないと分からないですけどね。
そのうち練習してみようと思います。
縫い目が切れてるおむつが2、3枚あるので(笑)



あとは、お尻拭きの布も洗えなくなるので
コットンの備蓄を増やしておこうと思います。