第3日:避難するチャレンジ

3日目のご報告の前に、2日目で失敗した「ソーラー温水」の成功を見てください!

今日はいい天気だったのでイケると思いましたが
まさか50℃超えるとは!
お風呂には十分すぎますね。
この黒の大袋と耐熱の袋、車にも積んでおこうと思います。



でもこの日は避難しなくちゃいけないので
誰もこのお湯でお風呂には入れませんでした。
残念。



ちょっと話が逸れますが。
うちの犬の鈴ちゃんをお散歩に連れて行ったあとは
朝は主人が玄関から2階のお風呂場まで抱っこして連れて行って
足を洗って部屋に出すんです。



私が夕方散歩に行ったときは、重たくて抱っこは大変なので
外の階段からバルコニーに上らせて
そこからお風呂場まで連れて行ってました。
それもしんどいときは、バルコニーの水道で足を洗っちゃいますが
冬はやっぱりかわいそうなんですよね。冷たくて。



なので、冬はお風呂場から洗面器でお湯を汲んできて洗ったりしてましたが
これからはこの、「ソーラーペットボトル温水器」で昼間お湯にしておいて
夕方足を洗えばラクチンなんじゃないでしょうか!
うん、試してみよう。



あと、去年から構想があるのですが
毎冬使っている湯たんぽを、上面だけ耐熱スプレーで黒く塗って
昼間ソーラークッカーに入れて外に出して置こうと思うのです。
冬は夕方から薪ストーブに火を入れるので
子ども達がお風呂に入っている間にその上で湯たんぽを温めていたのですが
昼間ある程度あったかくなっていれば、短い時間でアツアツにできるかもーと思っています。
こちらも試してみましょう。



さて、避難訓練ですが
今日は私が午前も午後も用事があったので、
実際に訓練を始められたのは夕方4時回ってから。
ただ、電気を使わないチャレンジは1日通してやっていました。
次女はいなかったので、長女と三女に説明をして
30分で荷物をまとめました。



非常持ち出しリュックは普段から車に積んであるので
家の中にあるもので持って行きたいもの、
なくなったら困るものなどを急いで洗濯かごに突っ込んでいきました。



非常持ち出し袋以外で持ち出したものは以下です。



カセットコンロ
4人分の水筒
鈴のリュック(トイレシート、トイレ袋、チリ紙(散歩のときトイペより取りやすいんですよ)、
おやつ、6回分のフード、お皿付きのウォーターボトル)
ipadと充電器
携帯充電器
主人のお父さんの写真(お母さんのがまだないのです(涙))
子ども達を録画したビデオ(写真は全部PCの中(涙))
少しおやつ
五穀フレーク
モルモン書(教会で使っている聖典です)
通帳&印鑑(ちょっと緊張しました)
保険証
家にあるだけのライトやランタン
先祖の系図(教会ではご先祖の救いのために系図を調べます)



メモしてなかったので抜けてるかもしれませんが、これくらいだと思います。



長女と三女は、それぞれ人形や本、モルモン書やゲームなどをまとめていました。
三女が、「ぴーちゃん、お姉達がいろいろ貸してくれるから
さーらちゃん(人形)とモルモン書があればそれでいいんだ」なんて言ってました。



30分のタイマーが鳴り響いて、さあ出発。
「この家にもう戻って来られないっていう状況もあり得るんだな」って想像したら
なんだか少しウルッと来てしまいました。
被災地の方のことを思いました。



玄関を出るときになって早速問題が!
私の靴がないのです!!!



私は、「冷え取り健康法」なるものをなんとなく実践しているので
普段靴下を複数枚履いています。(真夏でも2枚、真冬なら7、8枚、春秋は4枚前後)
そうすると足がだいぶ大きくなるので
いつもサボのような靴を履いています。
非常時はしっかり歩ける靴でなければいけませんから
スニーカーか登山靴のようなものを履くのがいいと思いますが
この足に合うものがありませんでした。



ウォーキングシューズのような靴を何年も前に買ったので
靴下を2枚脱げばそれを履けたのですが
冷えちゃうし時間ないしで、結局いつものサボで出発しました。
「デカい靴を買う」と頭に入れました。



実は疲れていて面倒でもあったので
鈴は置いていこうかと思ったのですが
ちゃんと訓練しないといろいろ感じられないと思い
やっぱり連れて行きました。
久しぶりに車に載せてもらった鈴ちゃん、嬉しそう。



4時40分に家を出て、まず次女を迎えに行きました。
1歳のイケメン君に引き止められて帰れなかった次女さん。
避難のために荷物をまとめる練習は、後で自分でやると言ってました。
市内の道の駅に行って、トイレ休憩。
時間つぶしにお店をブラブラ見て回って、車に戻っておやつタイム。
ここで帰ってからどうするのか、避難の説明をしました。
子ども達、おやつを食べながら車でテレビを見てご機嫌です。



6時半頃帰宅して、普段食事をしているスペースを避難所としました。
フラッシュを焚いているので明るい写真ですが
実際にはライトを2つしか点けてないので薄暗いです。
ライトはいくつもあるつもりでしたが、結構暗さが気になりました。
電池切れも1つあったり。



車の荷物を部屋にあげるのも暗い中でやったので
これが地震後のグチャグチャの室内だったら
とても大変だったろうと思いました。
部屋をいつも片付けて、モノが出ていないようにしておくことは
ホントに大切な「防災」だと思いました。
(今、うちの中はゴミ屋敷のように散らかっているので、ホントにまずいです)



食事はカセットコンロで。
ここでもまたプチ問題が。



いつも車に載せている飯盒がカセットコンロでは安定が非常に悪いのです。
カセットコンロで使ったことなかったので分かりませんでした。
家でソーラークッキングに使っている丸型のものと取り換えようと思います。
なんとかお湯を沸かしました。
実験で使っちゃって、車載の2リットルの水が1本もないことが分かっていたので
1リットルの水筒を持って出ました。
それぞれ食べたいものを自分のリュックから出して温めました。



私はあまりお腹が空いてなかったのでコーンスープを。
非常用のスティックパンを長女が開けたので1本もらいました。

[rakuten:anzenlife:10000679:detail]

近くのイオンで購入。
カッチカチかと心配してましたが、結構おいしく食べられました。
無添加なのが嬉しいです。
コーンスープはマルサンの豆乳コーンスープ。
http://daizu-hitosuji.com/marusan/item69068/



長女と次女はチキンと生姜のスープ。
ちょっと体調を崩してる三女はぜんざいを選びました。
ぜんざいもマルサンのものです。
チキンスープは旬楽膳というお店で買ったのですが
残念ながら生産終了だそう。

http://www.dearsoup.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=64


12月までの賞味期限だけど、少し買っとこうかな。



ご飯を食べた後、歯磨きをして寝袋へ。
特にゲームなどはしなかったけど、それぞれ楽しそうにしてました。
「非常時の備えの計画」の話し合いは、私が疲れすぎててできず。



実は大人用の寝袋を車に積み忘れていたのですが
長女と次女の寝袋はとても薄いので、床の上に直敷きではとても眠れません。
ここはルール違反になりますけど、体調崩してもらっても困るので
大人用の寝袋を下に敷いて寝ました。
それでも固くて痛くて、そして寒くて。
昼間の服のまま寝て薄着だったせいもあると思いますが、
9月でもこんなに冷えるなら、真冬の体育館はどんなにか寒いだろうと思いました。



朝5時半の写真。
みんな寒そうだったので、これまたルール違反でタオルケットを上にかけときました。



★報告書

「30分以内に避難できましたか?」
 はい



非常持ち出し袋をすでに準備していましたか?」
 はい
 犬の分はできていなかったので、30分の中で準備しました



「十分な食料と、それを料理する燃料と道具がありましたか?」
 はい



「おやつはありましたか?」
 はい



「食事に必要な食器はありましたか?またはそれらを洗う必要があれば、そのための水がありましたか?」
 はい。   紙のボールなので洗えません。洗う食器は用意していませんでした。



「あなたもあなたの子ども達も、避難所の中で楽しめましたか?それは難しかったですか?」
 子ども達は楽しそうにしてました。私は疲れててダメでした。
 短い時間だったから退屈しなかったんだと思います。



「避難用に適切な寝るための用意がありましたか?」
 寝袋の下に敷くエアマットやキャンプ用のシートなどが必要でした。
 毛布も持ち出すべきだったと思います。



「電力なしに1日乗り切れましたか?それをもっと楽にするために、どんな道具があるといいですか?」
 はい。 ソーラー蓄電池が必要と思います。



・本日のメモ(このチャレンジに関して)

 購入する必要があるもの
 私の大きい靴
 子ども達用にヘッドライト(私のはあります)
 大き目のランタン
 寝袋の下に敷くもの
 鈴のおやつ
 今日食べた分のレトルト食品補充
 
 
 やらなきゃいけないこと
 重要書類をまとめる
 写真やビデオをDVDにまとめる
 
 学ぶ必要があること
 車中泊のノウハウ



他にもまだ書きたいことあるのですが、
時間的に限界なのでこの辺で(2:13a.m.)。